普段は企業で働きつつ、心理学研究やカウンセリングをしています。
- 文章を書こうと思っても、やる気が出ない。
- パソコンをひらくことすら、めんどくさい。
- ブログの毎日更新ができない。
今回は毎日ブログを書いている僕が、やる気が出なくても継続できるコツをお伝えします。
結論は、作業興奮を利用すると、やる気が高まります。
やる気が出なくて困っている人は、ぜひ読んでみてください。
ブログを書くやる気が出ないときの対処法
作業興奮を利用します。
作業興奮とは
行動によってやる気を高める心理現象のことを、作業興奮といいます。
ドイツの医学者・精神科医のエミール・クレペリンが発見しました。
|
一般的にやる気と行動の関係性は、上記ですよね。
しかし作業興奮は違います。
行動がやる気を高める
|
一般的な考え方とは逆なんですね。
つまり、行動すればするほど、やる気が高まるということです。
やる気が出なくて困っているときこそ、文章を書きましょう。
その文章を書く行為自体が、あなたのやる気を高めてくれます。
作業興奮を引き出すポイント

|
仕組みの理解
作業興奮が起こる仕組みについて理解しましょう。
手足を動かすと、脳の側坐核に刺激を与え、ドーパミンというやる気の成分が出ます。
|
例:スポーツのウォーミングアップ
軽く体を動かすだけでも、やる気が出てきますよね。
何もしないとやる気も出ない
手足を動かさないと、やる気は出ないままです。
つまり、やる気を出したいならまずは行動することですね。
小さな一歩
小さなことから始めましょう。最初のハードルを驚くほど下げます。
最初から大きなことをやろうとすると、なかなかやる気が出ません。
まずは小さなことから決めて、作業興奮をねらうと、徐々にやる気が高まっていきます。
例:まずはPCの電源ボタンを人差し指で押す
ブログを書くなら、まずはPCの電源ボタンを押すことから始めましょう。
小さな動作が積み重なれば、それが作業興奮となり、やる気が高まります。
淡々と取り組む
やる気が出ないから行動できないんだよ!と思っているなら、まずは感情を気にせず淡々と取り組みましょう。
淡々と作業をしているうちに、作業興奮となります。
例:ブログ記事の見出しをまずはつける
見出しだけパーッとつける。
そのあと、画像を貼る。内容を肉付けするなどしていくと、いつの間にかやる気が高まっています。
ポイントは作業興奮になるまで、淡々と手を動かすことです。
十分な睡眠
睡眠はしっかりとっておきましょう。
最低でも6~7時間は必要です。
睡眠が十分にとれていないと、作業興奮が発揮されにくくなります。
適度な運動
適度な運動は側坐核を効率的に刺激してくれます。
つまり、作業興奮の効果が高まるということですね。
筋トレ、散歩、ガムを噛むなどでもいいので、簡単なことをまずやってみましょう。
ブログを書くには環境設定が大事である話

すぐに文章を書ける環境にしておくことが、生産性を高めます。
つまり、いかに早く作業興奮の状態をつくれるかということです。
作業興奮を早める環境づくり
たとえば僕は作業興奮を早めて、やる気を高めるために部屋の環境を整えました。
|
基本的に立って記事を書いています。
わざわざ座ったり、一息ついたり、姿勢を直したりしなくて済みます。
はじめは違和感があるかもしれませんが、続けていくと初動が軽くなるのでおススメですね。
やる気を高めるには小さな行動で十分
繰り返しですが、やる気は待ってても高まりません。
逆にいえば、ほんの少しの行動が作業興奮を生み出し、やる気を高めてくれます。
不安なとき、めんどくさいとき、だるいときほど、小さな行動を積み重ねていきましょう。
明るい未来が見えるかもです。
きっとそのときには作業興奮がはたらいて、文章を書き始めていますよ。
ブログを書くやる気が出ないときの対処法

なかなかやる気が出ないときこそ、行動しましょう。
ほんの小さな一歩が、やる気を高めてくれます。
実践あるのみですね。
ポイント
|