- 挑戦しても失敗するかも…
- なにか始めてもすぐ挫折する…
- 新しいことになかなかチャレンジできない…
- 周りの目が気になって行動できない…
先に結論だけお伝えしておくと、「同調効果」について理解を深めることが、挑戦できる自分につながります。
本記事の内容
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本記事読むメリット
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それでは見ていきましょう。
目次
【同調効果】新しいことに挑戦できないたった1つの理由
同調効果があなたの邪魔をするからです。
同調効果とは?
同調効果とは、人々の意見がある方向にかたよることです。
例
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アインシュタインの言葉
常識とは18歳までに身につけた
偏見のコレクションのことをいう。
そのため、新しいことに挑戦しようとすると、向かい風にあいます。
同調効果が起こる原因
人は周りと同じであることに、安心感をいだくからです。
つまり、人は安心したいから周りに合わせます。
出過ぎた杭になって、たたかれるのが怖いんですね。
同調効果の実験例
1951年におこなわれた社会心理学者ソロモン・アッシュによる実験です。
実験概要
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実験内容
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実験詳細
左の棒の長さと同じ長さを持つ棒を、右の棒ABCから選ぶ。 ![]()
条件:7人のサクラが不正解を選択したあと、被験者に課題をさせる。
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客観的な事実
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だれがみても、同じ長さはCですよね。
主観的事実(被験者の回答)
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同調圧力(周りの7人の回答)によって、被験者は選択をミスしやすくなりました。
実験からわかること
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【同調効果】新しいことを始められないときの解決策

同調効果に屈しないことです。
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つきあう人を変える
人は、人の影響を受けます。
よくもわるくも周りの人のようになります。
新しいことに挑戦するなら、つきあう人を変えるのが手っ取り早いですね。
環境を変える
周りの意見によって、自分の意思決定が大きく変わります。
新しいことに挑戦したいときは、思いきって職場や住んでいる場所を変えるのもアリですね。
大前研一さんの言葉
人間が変わる方法は3つしかない。
1つ目は時間配分を変えること。
2つ目は住む場所を変えること。
3つ目は付き合う人を変えること。
どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。
小さく始める
いきなり大きく動こうとすると、反動でまた戻りますよね。リバウンドみたいに。
そうならないための対策は、小さく動くこと。
小さく動き始めることで、同調効果への耐性がつきますね。
つまり流されにくくなるということ。
注意点
とはいえ、人間関係や環境を変えるだけでは、挑戦できる自分にはなれないですよね。
大事なことは同調効果に支配されず、実際に行動するということ。
けっきょく動ける人が、挑戦の多い人生をつくっていきます。
同調効果に流されず挑戦する人生を生きる
挑戦する人生って、純粋に楽しいですよね。
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こういったものは、同調効果がつくりあげた錯覚です。
同調効果に惑わされず、自分の挑戦したいことを始めてみるのはいかがでしょうか。
【同調効果】新しいことに挑戦できないたった1つの理由と解決策のまとめ

同調効果とは「〇〇するべきだ」といった、意見にかたよる心理現象でしたね。
なにか新しいことに挑戦しようとすると、必ず同調効果の影響を受けます。
この心理を理解して人間関係や環境を変えてみたり、まずは小さく行動を始めてみたりするとどうでしょう。
挑戦のつきない、おもしろ人生になるかもしれませんね。
ポイント
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