ゆうじ
こんにちは!心理カウンセラーのゆうじです!
普段は企業で働きつつ、心理学研究やカウンセリングをしています。
座る位置によって、会議の進みが変わるの?
なんか面白そうだね。
会議を進めるコツとかもあれば、一緒に教えてよ。
上記の疑問に答えていきます。
結論からお伝えすると
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それぞれみていきましょう。
スティンザー効果とは?座る位置が人間関係を変化させる
スティンザー効果とは、座る位置によって人との関係性が変わる心理現象のことです。
スティンザー効果の語源・由来
アメリカの心理学者であるスティンザーが提唱しました。
約30年もかけて、実験データをまとめたんですね。
【スティンザー効果】座る位置が会議を決める【3パターンあり】
3つの座る位置は以下です。
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真正面に座る人は敵対しやすい
真正面に座る人=あなたに反対意見や、ライバル心を持っていることが多いです。
すでに対立関係にあったり、言い争いになったりする人が正面に座りやすいといわれています。
たろう
正面って威圧感があるもんね。
真横に座る人は同調しやすい
真横に座る人=あなたの味方になってくれる可能性があります。
たろう
同じ方向を向いている分、敵対しにくいんだ。
斜め前に座る人は親しくなりやすい
斜め前に座る人=緊張感が解け、親しい関係を築ける可能性があります。
たろう
斜め前の位置関係は、意見の衝突が起こりにくいよ。
【スティンザー効果】会議をうまく進める3つのコツ
会議をうまく進めるには、以下の3原則を理解しておくべきです。
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たろう
議長の主導権が強いと、隣同士の会話が多くなる。
主導権が弱いと、正面に座る人同士の会話が多くなるよ。
会議をうまく進めるコツ(1)対立している人の正面に座らない
正面に座ると、余計に対立関係になりやすいです。
なるべく横か、斜め前に座るようにするのがベストです。
そうすることで、親密になったり仲間意識が芽生えたりしますね。
たろう
正面に座る人には、細心の注意を払おう!
会議をうまく進めるコツ(2)賛成意見のあとすぐに発言する
ある意見のあとは、だいたい反対意見が多く出ます。
そのため、あなたが賛成する意見が出たあとは、すぐにその意見を後押しする発言をしましょう。
そうしないと、反対意見が出てしまい、不利になるからです。
たろう
賛成意見のあと、追い打ちをかけるように賛成意見を言おう!
会議をうまく進めるコツ(3)議長の主導権の強さを把握しておく
議長の主導権の強さによって、話す相手が変わります。
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たろう
会議で隣の人とひそひそ話があったら、それは議長の主導権が強い傾向にあるよ!
スティンザー効果のまとめ

スティンザー効果とは、座る位置によって人との関係性が変わる心理現象のことです。
今回は会議をテーマにしましたが、恋愛や政治でも使われるテクニックの1つです。
ぜひ日常に役立ててみてくださいね。
ポイント
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