好きになるほど、相手が離れていく。
こういった経験はありませんか?
じつはこれには心理的リアクタンス理論が働いている可能性があります。
今回は心理的リアクタンス理論と恋愛との関係について記事にしていきますね。
この記事を読めば以下のことがわかります。
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では見ていきましょう。
関連記事:心理的リアクタンスとは?徹底解説
心理的リアクタンス理論と恋愛の関係性
好きな人と付き合いたいけど付き合えない。
恋愛がうまくいかない。
このように思われている方も少なくないですよね。
そんな方は心理的リアクタンス理論が関係している可能性があります。
この理論を理解して、あなたの恋愛やパートナーシップに活かして頂けたらいいなぁと思います。
心理的リアクタンス理論とは
人間は自由を制限されると激しく抵抗し、自由を回復しようとする性質があるという理論です。
つまり、強制されると反発したくなるということですね。
心理的リアクタンス理論を恋愛に置き換えると、このような問題が起こります。
・好きになるほど距離を置かれる ・付き合いたいと思うほど拒否される ・アプローチをして音信不通になる |
これはすごく悲しいですよね。
このように心理的リアクタンス理論と恋愛は密接に関係しています。
失敗しない為にも、恋愛における心理を理解して、お互い気持ちの良い関係を作っていきましょう。
恋愛でやってはいけない3つのこと
ここでは心理的リアクタンス理論という視点からみた、恋愛でやってはいけないことを3つご紹介します。
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3つのことをやってしまうと、相手はあなたを回避しようとします。
「自分の自由が侵されてしまう…」と無意識に思ってしまうからですね。
ではそれぞれ見ていきましょう。
説得

相手に好意を伝えるだけならいいですが、付き合うように説得されると相手は無意識に反発してしまいます。
説得とは言い換えると、自分で相手を支配しようとする行為です。
相手は自分がコントロールされることを嫌いますから、説得はやめましょう。
付き合うかどうかの判断は相手に委ねて、想いを伝えることだけやるといいです。
強制

勉強しなさい!と言われたらやる気が失せるように、人間は強制されることをものすごく嫌います。
自分が自由である権利を相手に委ねたくないんですよね。
相手に対しては、なるべく決めつけや指示はやめましょう。
お互い気持ちよく話せる関係ならいいですが、まだそんな関係でないのなら相手を尊重して自由でいてもらうことが何よりも大事です。
約束事の強制もNGです。
例えば「何時にここに来て!」よりは、「何時にここに来れる?」と依頼形に変えるだけでも関係性は変わってきます。
禁止

人間は強制されることと同じく、禁止されることもものすごく嫌います。
例えばダチョウ倶楽部さんの芸でもありますが、押すな!と言われたら押したくなりますよね。笑
良い関係性ができていないうちは、相手の行動に制限をかけることはやめましょう。
自分の自由を認めてくれるあなたなら、きっと相手の反応も変わってくるはずです。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
うまくいかない原因は冷静に考えると、こういった心理現象が働いているケースが意外と多いです。
恋愛はその渦中にいると、どうしても周りが見えなくなって、判断を間違うことがありますよね。
もちろん今ある関係性によってはコミュニケーションも変わってきますので、今恋愛で悩んでいる人はいったん落ち着いて気持ちの良い距離感でいることを心掛けていくといいのではないかと思います。
ポイント ・心理的リアクタンス理論と恋愛は密接に関係している。 ・説得、強制、禁止されるほど人は反発したくなる。 ・お互い気持ちの良い距離感で好意を伝える。 |
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