一貫性の原理とは?心理学を使って新しい習慣を身につける方法 | おもしろ心理学

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一貫性の原理とは?心理学を使って新しい習慣を身につける方法

2019/03/13
 
一貫性の原則とは?習慣化のコツ
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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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何かを習慣化したい人は、一貫性の原理を学びましょう。

この原理を応用すれば、習慣を身につけやすくなります。

 

ゆうじ
こんにちは。おもしろ心理学のゆうじです。

一貫性の原理について、解説します。

 

 
 
こんな方へ

  • 一貫性の原理の意味について知りたい
  • 習慣をつくりたい

 

それでは見ていきましょう。




一貫性の原理の意味

一貫性の原理の意味

一貫性の原理とは、一貫性を保ちたいという心理のことです。

人間は、自分の感情、考え、価値観、態度、言葉遣い、表情、行動など、なるべく一貫性を保ちたいという心理的な欲求があります。

 

ゆうじ
逆に 一貫性のないブレブレな状態は、嫌がります。

 

一貫性の原理が働く理由

一貫性の原理が働く理由

一貫性の原理が働く理由は以下2つです。

  • 楽ができる
  • 社会的な評価が得られる

 

(1)楽ができる

人間は考えて選択することにストレスを感じます。なるべくストレスを感じずに楽をしたいから、選択を自動化したいと考えています。

一貫性を持つことができれば、選択する時間・労力が大幅にカットされるので、楽になるんですね。

  • 同じ会社に居続ける
  • 同じ美容室に通う

 

(2)社会的な評価が得られる

どちらが周りから評価・信頼されやすいでしょうか?

  • コロコロやりたいことが変わる
  • 一貫して同じことをやり続けている

どちらがいいとかいう話ではないですが、同じことをやっている人は一発でわかりやすいですよね。

つまり、その人が何者なのか、理解も比較的しやすくストレスもそれほどかかりません。

 

ゆうじ
人間は、選択・判断することがストレスです。

一貫して同じことをやり続けている人は、分かりやすいのでそれだけで評価や信頼が集まりやすいです。

 




一貫性の原理の実験例

一貫性の原理の実験例

一貫性の原理の実験を2つご紹介します。

(1)クッキーの実験

一貫性の法則 クッキーの実験

消費者行動を研究するダニエル・ハワード氏による実験です。

 

実験概要

  • 何%の人がお願いを受け入れてくれるか?

 

実験内容

  1. 住民に電話をかける
  2. 飢餓救援協会の者が自宅までクッキーを売りに行っていいか尋ねる
  3. クッキーの売上は飢餓に苦しむ人たちへ募金することも伝えている

 

実験結果

  • 18%の人がお願いを受け入れてくれた

 

ゆうじ
次に、実験前にあることをするだけで、受け入れてくれた人が倍増します。

 

あることとは

  • 本題に入る前に、「お元気ですか?」と一言添える

 

そうすると

  • 120人中、108人が好意的に挨拶を返した

 

さらに

  • そのうち32%の人がお願いを受け入れてくれた

※ちなみに89%の人が、クッキーを購入しました。

 

「元気です」と答えたことで、募金に協力しないのはケチだと思われてしまいますよね。そうは思われたくないから、クッキーを買ってくれる人が増えました。

 

ゆうじ
「元気ですか?」と聞いただけですが、質問に答えた人には一貫性の法則が働きます。

そのため、次のお願いを受け入れやすくなったんですね。

 

(2)安全運転の看板の実験

一貫性の法則 安全運転の看板の実験

心理学者のジョナサン・フリードマン氏とスコット・フレイザー氏の実験です。

 

実験概要

  • 何%の人がお願いを受け入れてくれるか?

 

実験内容

  1. ボランティア(仕掛け人)が住民に尋ねる
  2. 「安全運転」と書かれた看板を庭の前に立てていいか?

 

実験結果

  • 20%の人がお願いを受け入れてくれた

 

ゆうじ
次に、実験前にあることをするだけで、受け入れてくれた人が倍増します。

 

あることとは

  • 本題に入る前2週間前に、車の後部ガラスに「安全運転」と書かれたシールを貼ってもいいか?と尋ねる

 

そうすると

  • そのお願いを聞いてくれた人の76%が、庭の前に看板を立てることを受け入れてくれた

 

つまり、看板を立てることに関しては

  • 住民にストレートにお願いしても、20%の人しか受け入れなかった
  • 「安全運転」のシールを貼ってもらった人にお願いすると、70%の人が受け入れた

 

ゆうじ
一度承諾して、「安全運転」のシールを車にも貼ったので、一貫性の原理が働いたんですね。

 

ちなみに、前後のお願いごとがまったく関係のないもの同士であっても、そこには一貫性の原理が働きます。

 




一貫性の原理で習慣をつくる方法

一貫性の原理で習慣をつくる方法

習慣を身につけるポイントは2つです。

  • 社会性
  • 簡便性

 

(1)社会性を力に変える習慣術

人は周りの目を気にして一貫性を保とうとします。

  • 信用のない人間と思われたくない
  • 嫌われたくない
  • ウソつき・ケチだと思われたくない

この気持ちを習慣化に利用します。

そこで大事になるのが、コミットメントです。

コミットメントとは、「これをやる!」と周りに宣言することですね。

そうすることによって、一貫性の原理が働き習慣化しやすくなります。

 

ゆうじ
宣言しといてやらなかったら、恥ずかしいし、信用もされないし、かっこ悪いです。笑 

 

流れとしては

  1. コミットメント
  2. やらないと社会性を失う
  3. 社会性を失う恐怖
  4. やる
  5. 社会性による習慣化

こんな感じです。

 

(2)簡便性を力に変える習慣術

社会性の力によって、行動し始めると最初はつまづくかもしれませんが、大丈夫です。徐々に慣れてきます。

慣れてくると、そこにも一貫性の原理が働いて、より継続できるようになっていきます。

 

ゆうじ
やり続けることよりも、やめることの方がストレスになっていくので、そのタイミングがきたらこっちのもんです。

 

流れとしては

  1. 行動する
  2. 続けるほど、行動がどんどん楽になっていく
  3. 楽になったら、やめることの方がめんどくさくなる
  4. 行動が当たり前になる
  5. 簡便性による習慣化

やればやるほど楽になっていくのが、いいですね。

 

(3)習慣化で1番大事なこと

社会性と簡便性の観点から、習慣化について語りました。

2つをまとめると

  1. コミットメントする
  2. 行動する
  3. 継続する
  4. 楽になる
  5. 習慣になる

こんな感じで、周りの人や環境を上手く使いながら、習慣化していくのがいいです。

 

また、現状維持の法則と組み合わせると、より習慣化しやすくなります。

関連記事⇒現状維持の法則とは?

 

まとめ

大数の法則のまとめ

いかがでしたでしょうか。

一貫性の法則を利用すると、新しい習慣が身につけやすいです。

まずは軽くでいいので、実践してみましょう。

 

ポイント

  • 一貫性の原理とは、一貫性を保ちたいという心理のこと。
  • 習慣化においては、選択・判断を減らして簡便性を追求することが大切。
  • 評価や信用など社会性にコミットメントして、習慣化する。




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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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