少数の法則 の意味|あなたの判断は正しい?思い込みの心理学 | おもしろ心理学

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少数の法則 の意味|あなたの判断は正しい?思い込みの心理学

2019/03/13
 
少数の法則 とは?
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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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ゆうじ
こんにちは。おもしろ心理学のゆうじです。

少数の法則について、解説します。

 

 
 
こんな方へ
  • 少数の法則の意味を知りたい
  • なぜ少数の法則が働くのか知りたい
  • 少数の法則を理解して判断力を高めたい

 

それでは見ていきましょう。




少数の法則の意味

少数の法則の意味

少数の法則とは、試行回数が少ないにもかかわらず、それが正しいと思い込んでしまう心理のことです。

  • サイコロの出目はどれも6分の1の確率だが、同じ数字が連続して出ると少数の法則が働く⇒同じ数字が出やすくなると錯覚してしまう。

このように、少数の法則とは客観性を失って、主観的にものごとを判断してしまう心理のことをいいます。

英語ではThe law of small numbersと表記します。

 

ゆうじ
投資をして、たまたま上手くいった時も注意が必要です。

 




少数の法則はなぜ働くのか?

少数の法則はなぜ働くのか?

少数の法則は、脳の機能的な問題によって起こります。

脳は基本的に、過去の情報データ(経験)から、ものごとを判断します。

そのため、下記のような傾向になりやすいです。

  • 自分の経験則が絶対であると思い込んでしまう。
  • 自分の知っている範囲でしか、法則性を見出せない。

 

ゆうじ
自分の判断は絶対に正しいものであると、錯覚してしまいます。

 

  • この人は良い人に違いない。
  • あの人は絶対に意地悪な人だ。
  • この投資案件は上手くいくはずだ。
  • この会社は絶対にブラック企業だ。
  • お金持ちは性格が悪いに決まっている。

 

ゆうじ
少数の法則とは、独断と偏見の法則とよんでもいいかもしれません。

 

少数の法則の定義は2つある(統計学と行動経済学)

少数の法則の定義は2つある(統計学と行動経済学)

少数の法則は、2つの定義があります。

統計学における少数の法則

1838年に数学者シメオン・ドニ・ポアソンが発表しました。

ポアソンが提唱する少数の法則は、数学に基づくものであり、心理学ではありません。

ポアソン分布という有名な確率分布がありますが、確率論・統計学の話になるため、興味がある方は数学を勉強してみてください。

 

ゆうじ
説明しだすと数学の授業になってしまうので、ここでは割愛します。笑

 

 行動経済学における少数の法則 

行動経済学における少数の法則は、統計学における少数の法則とは異なります。

1971年にダニエル・カーネマンによって提唱されました。

彼は、少数の法則を「数学」ではなく「心理学」という概念で捉えました。

  1. 試行回数が少ない
  2. 偏った結果が出る
  3. その結果に基づいて、主観的に法則性を見出す。

この一連の流れを、数学的にではなく、心理学的に解釈したんですね。

 

ゆうじ
人間は、自分がやってきたことが、絶対だと思ってしまいます。

客観性をたもつためにも、数学的なモノの見方は必要ですね!

 

少数の法則に惑わされず、判断力を上げよう

少数の法則に惑わされず、判断力を上げよう

少数の法則が働くと、騙されやすくなったり、判断力が鈍ったりします。

  • 顧客満足度98%⇒実は顧客数が10人
  • 90%の人がダイエットに成功したサプリ⇒試したのは10人
  • 芸能人の○○も愛用している製品⇒他の芸能人はほとんど愛用していない。

このように、少数をモニターにすると、数値が偏ってしまうので、あてになりません。

少数のサンプルは、再現性がないということです。

 

ゆうじ
100人のデータより、1000人のデータの方が、信ぴょう性もありますよね。

 

少数の法則に惑わされずに、以下3つの質問を持ちましょう。

  • 自分に都合良く情報を受け取っていないか?
  • 他に事例はないか?
  • この統計データの母数はいくらか?

判断力を上げるポイントは大数の法則にあります。

関連記事⇒大数の法則とは?意味をわかりやすく解説

 

ゆうじ
映画で「全米が泣いた」とありますが、全米は泣いてないです。笑

 

まとめ

少数の法則のまとめ

いかがでしたでしょうか。

少数の法則は、とくに投資やギャンブルなどにおいて強くなる傾向があります。

お金が絡む現場では、人の心理も動きやすいですよね。

もちろん自分の判断に自信を持ちたい人は、少数の法則を逆手に利用するのもありだと思います。

ケースバイケースで、少数の法則を使っていけたらいいですね!

 

ポイント

  • 少数の法則とは、試行回数が少ないにもかかわらず、それが正しいと思い込んでしまう心理。
  • 少数の法則が働くと、騙されやすくなったり、判断力が鈍ったりする。
  • 全米は泣いていない。




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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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