ゆうじ
こんにちは。おもしろ心理学のゆうじです。
ハイボールテクニックについて、解説します。
こんな方へ
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それでは見ていきましょう。
ハイボールテクニックとは?

ハイボールテクニックとは、相手がキャッチできない高さにボールを投げて、その後ギリギリ届く高さに新しいボールを投げる手法です。
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つまり、最初に無理な要求をだしておけば、後で本命の要求が通りやすいということです。
ちなみに人間は最初に提示された情報を基準にして、選択・判断しやすい傾向があります。これをアンカリング効果といいます。
関連記事⇒アンカリング効果とは?
アンカリング効果が働くと、次にくるボール(要求)は受け入れやすくなります。
ゆうじ
ハイボールテクニックは本命の要求を通すことが目的です。そのためにわざと最初に無理な要求をするということですね。
ハイボールテクニックの例

PCの営業
営業マン
このPCは最新版のものですが、ただいま値引きを行っています。
お客さん
そうなんですね。最新版で値引きしているならお得だわ。
営業マン
はい。本日限りです。
お客さん
そうなの?ならこれお願いします。
営業マン
かしこまりました。ただ、○○はついていませんので、オプションでつけてもよろしいでしょうか?
お客さん
え?ついてないのね。
営業マン
はい。キャンペーンで値引きしているので実質無料にはなります。
お客さん
うん…(もう決めちゃったし仕方ないか…)。お願いします。
営業マン
かしこまりました。合計で○○円でございます。
お客さん
はい。
営業マン
ありがとうございました!
お客さん
まあ、実質無料だしいいか。
ゆうじ
買うと決めた後だと、引くに引けない状況になりやすいですよね。
ハイボールテクニックの対策方法

ハイボールテクニックは、交渉術でよく使われますが、自分も気づかないうちに相手に使われていることがあります。
普段冷静なあなたも、ハイボールテクニックを駆使されると大事な判断を誤ってしまうこともあります。
そうならないためにも以下のことに気をつけましょう。
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ゆうじ
わりとマーケティングや営業の世界では、心理学を活用したテクニックが利用されています。
自分で選択しているようで、選択させられていることもありますので、注意しましょう。
関連する心理学:ローボールテクニックとは?

ハイボールの逆、ローボールテクニックもあります。最初に好条件を出して、相手が決断をした後に不利な条件を提示する手法ですね。
例
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関連記事⇒ローボールテクニックとは?情報の伝え方が結果を左右する
ゆうじ
詐欺には気をつけましょう。
ハイボールテクニックのまとめ

ポイント
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