ハーディング効果とは?集団の判断にだまされるな【行動経済学】 | おもしろ心理学

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ハーディング効果とは?集団の判断にだまされるな【行動経済学】

2019/04/03
 
ハーディング効果とは?集団の判断に騙されるな
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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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ハーディング効果(herding-effect)とは、人間は周りと同じ行動をとることに安心して、周りに合わせてしまう心理現象です。

赤信号、みんなで渡れば怖くない?

 

ゆうじ
こんにちは。心理学研究家のゆうじです。

普段は企業で働きつつ、心理学研究やカウンセリングをしています。

 

 

  • ハーディング効果ってなに?
  • ハーディング効果の原因は?
  • 事例や対策なども教えてほしい。

上記の質問にこたえます。

それでは見ていきましょう。

ハーディング効果とは?

ハーディング効果とは?

ハーディング効果(herding-effect)とは、人間は周りと同じ行動をとることに安心して、周りに合わせてしまう心理現象です。

合理的に判断したり選択するよりも、周りに同調してしまうんですね。

 

ゆうじ
herdingは「群衆」「群れ」という意味です。

 

ハーディング効果がはたらく理由

 

  • 楽をしたいから。
  • 安心したいから。

 

人間は楽をしたいいきもの

判断や選択って疲れますよね。

人間はなるべく楽をして生きていきたいと願っています。

集団に流されたい無意識が、はたらいてしまうんですね。

 

人間は安心したいいきもの

集団から外れるのって、怖いですよね。

多くの人間が安心したいと思っています。

間違った判断をしても、周りが同じ判断をしていたら安心するんですね。

そのため、合理的な選択よりも、非合理的な選択をしてしまうケースが多くあります。

 

ゆうじ
選択した道が「正しいか」より「周りと同じか」が、判断基準になりやすいんですね。

 

自己ハーディングとは?

自己ハーディングとは?

自己(セルフ)ハーディングとは、自分が過去にとった行動は「正しかった」と思い、同じ行動をとり続けることです。

  • 行動⇒正当化⇒同じ行動⇒習慣化

 

ハーディング効果との違いは

  • ハーディング効果:集団に合わせる
  • 自己ハーディング:過去の自分に合わせる

 

ハーディング効果の例

ハーディング効果の例

ぼくたちは意外と、ハーディング効果の影響をうけています。

行動経済学では、群衆心理にもとづく行動のことをハーディング現象といいます。 

行列のできるラーメン屋さん

みんな並んでいるお店だから、美味しいに違いないと思ってしまいます。

しかし実際に食べてみると、ふつうだったなんてこともありますよね。

 

投資

みんなが投資している銘柄は、安心して投資してしまいがちです。

でも、いつバブルが起きるか分からないですし、周りと合わせるだけだと痛い目をみます。

 

会社の上司

人望のある上司の判断は、正しいと思ってしまいますよね。

みんなが信頼を寄せ、さらに人望が集まります。

しかし尊敬している上司でも間違うことはあります。

思考停止して、鵜呑みにしないように。

 

集団の判断にだまされるな【ハーディング効果対策】

 ハーディング効果の落とし穴

ハーディング効果の影響を受けると、間違った判断をする可能性が大いにあります。

  • 1+1=2だけど、自分以外のすべての人間が3だよ!と答えた⇒答えが3に思えてくる。

 

集団の力は強いです。事実すら捻じ曲げる力を持っています。

 

ハーディング効果の対策

集団の判断が、必ずしも正しいとは言い切れません。

思考停止して周りに合わせすぎると、ハーディング効果の悪影響を受けます。

そこで対策としては

  • 自分の頭で考える
  • 集団ではなく個人の意見を聞いてみる

 

集団=正義ではない

非合理的な判断をしていることは、冷静に考えれば気づけます。

しかし集団の中で情報を浴びていると、合理的な判断ができなくなるんですね。

 

必ずしも、集団=正義ではないことを理解しておきましょう。

 

日本人はハーディング効果の影響を受けやすい

前にならえ!右にならえ!が日本は強いです。

島国ということもあり、価値観が近くなりやすいです。

 

嫌われる勇気

以前、アドラー心理学で有名な「嫌われる勇気」という本がベストセラーになりました。

日本人がいかに周りを気にしているかがわかりますね。

 

バンドワゴン効果【関連する心理学】

バンドワゴン効果【関連する心理学】

バンドワゴン効果とは、人気のある商品やサービスが、ますます人気になる心理効果です。

一度人気になると、どんどん人気になってファンが増えていく現象ですね。

ハーディング効果で周りに合わせる人たちが増え、バンドワゴン効果によってさらに集団の力が増します。

 

ハーディング効果とは?分かりやすく解説【行動経済学】のまとめ

ハーディング効果とは?分かりやすく解説【行動経済学】のまとめ

人間の判断は、必ずしも合理的ではありません。

集団に従うだけの人生だと、いつの間にか搾取されていることがありますよね。

税金、車、住宅ローンなどお金の使い方から、結婚、育児、仕事などライフスタイルに至るまで、集団の判断はたくさんあります。

ハーディング効果の影響を最小限におさえつつ、冷静に現実をみていきたいところです。

ポイント

  • ハーディング効果(herding-effect)とは、人間は周りと同じ行動をとることに安心して、周りに合わせてしまう心理現象。
  • ハーディング効果の影響を受けると、間違った判断をする可能性が大いにある。
  • 集団の判断=正義とは限らない。

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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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