ショーンエイカー氏の著書「幸福優位7つの法則」についてまとめました。
ポイントを解説します。
こんな方へ
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この記事を読めば、以下のメリットがあります。
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それでは見ていきましょう。
著書 ショーンエイカー氏の経歴

本題に入る前に、ショーンエイカー氏の経歴をまとめました。
- ポジティブ心理学の第一人者
- コンサルティング会社グッドタンク代表
- ハーバード大学修士号
GoogleやMicrosoftなどの著名企業で、成功と幸福の関係についての実証研究を行いながら、世界45か国で講演やレクチャーをおこなっています。
ポジティブ心理学とは

1998年、当時アメリカ心理学会の会長だったマーティン・セリグマン博士が、このように宣言した。
いまこそ心理学研究の手法を転換し、人間心理のポジティブ面にもっと注目すべきときだ。
つまり、「どうすると悪い状態になるか」ではなく、「どうすればうまくいくか」を研究する必要があるということですね。
これが、ポジティブ心理学という新しい分野が誕生したきっかけです。
幸福優位7つの法則

次にショーンエイカー氏が提唱する、幸福優位7つの法則についてです。
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それぞれみていきましょう。
関連記事⇒成功するから幸せになる?幸せだから成功する?どちらが先か
法則1 幸福優位性(ハピネスアドバンテージ)

人間の脳は、普通の気分のときでもネガティブな気分のときでもなく、ポジティブな気分のときに最もよく働くようにできているということが証明されています。
それで焦ってがんばるけど、結局うまくいかないという悪循環に陥ってしまいます。
今ある幸せからかみしめていきたいものです。。。
法則2 心のレバレッジ化

幸せと成功をもたらすのは、心の持ちよう次第です。このレバレッジ効果(てこの力)が最大になるように、心の持ちよう(てこの支点)を調整することが大切です。
法則3 テトリス効果

脳を再訓練してポジティブなパターンを探せば、どんな状況からでもチャンスを見いだせます。
「やってもどうせダメだ」「どうせまた失敗する」とかですね。
法則4 再起力
法則5 ゾロ・サークル
まず達成可能な小さなゴールに注目して、人生のコントロール感覚を取り戻します。そこから徐々に範囲を広げて大きなゴールを達成していきます。
小さなことからコツコツ広げていくのが、継続しやすいですし、楽しい道です。
法則6 20秒ルール
悪い習慣を断ち切って、良い習慣をつくります。そのために良い習慣を「最も抵抗の少ない道」にして、意思力に頼らない習慣をつくります。本書では、行動に移すまでに20秒というルールを設けて、脳に抵抗の少ない習慣を提唱しています。
法則7 ソーシャルへの投資
周りの人間関係に投資します。家族、恋人、友人、同僚など人のネットワークを大事にして、それを推進力とします。
外に出たくなった時に、出てみましょう。
幸せの波及効果

幸福優位7つの法則を活用すると、周りへの影響も感じます。
自分に変化を起こすことが、周りの人にも影響を与えます。7つの法則をすべて一度に使えば、幸福と成功の上昇スパイラルが点火されるので、その効果はすぐに何倍にもなります。
幸福優位7つの法則まとめ

いかがでしたでしょうか。
7つの法則を実践すると、人生がより豊かになっていきます。
1.幸福優位性(ハピネスアドバンテージ)
⇒ポジティブは脳に良い影響を与える。
2.心のレバレッジ化 ⇒心の持ちよう次第で、結果は変わる。
3.テトリス効果 ⇒ポジティブな回路をつくると、チャンスが見つかる。 4.再起力 ⇒不安やストレスを自分の力に変える。 5.ゾロ・サークル ⇒小さなことから始めて、大きなことを達成していく。 6.20秒ルール ⇒意志力に頼らない習慣をつくる。 7.ソーシャルへの投資 ⇒人という資産に投資する。
この中の1つでもいいので、まずはやってみることから変化は始まります。
ポイント
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