本記事ではグッドコップとバッドコップの意味や具体例、対策について分かりやすく解説します。
ゆうじ
こんにちは。心理学研究家のゆうじです。
普段は企業で働きつつ、心理学研究やカウンセリングをしています。
- グッドコップとバッドコップの意味は?
- どんな交渉術なの?
- 活用方法や対策はあるの?
グッドコップとバッドコップとは、警察官が使う交渉術です。
効果が高いことから、ビジネスの現場でも応用されているんですね。
それではくわしく見ていきましょう。
グッドコップとバッドコップとは?

グッドコップとバッドコップとは、相手を説得する交渉術。良い警官と悪い警官という意味です。
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2人組で行う交渉術ですね。
グッドコップとバッドコップの役割
役割
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グッドコップは相手に共感して、助け舟を出します。
バッドコップは相手を否定して、不安や反感をつくります。
グッドコップとバッドコップの効果
これを仕掛けられた相手は、良い警官役が味方で、悪い警官役が敵であると錯覚します。
そのため、相手は良い警官役に対して好意的になり、交渉が上手くいくんですね。
ゆうじ
相手に譲歩させて、良い警官の提案を受け入れさせることが目的です。
グッドコップとバッドコップの事例

ドラマでよくあるシーンです。
刑事2人組が取り調べ室でやるあれです。
悪い警官
おい!いい加減にほんとうのことを言え!
犯人
こ、こわい…。
良い警官
まあまあ。かつ丼でも食うか?
犯人
このひとは良い人かも…。
このような会話の流れから犯人は、良い警官役を信頼しはじめます。そして自分の犯した罪を話します。
グッドコップとバッドコップの対策

もし2人組で交渉を持ちかけられたときは、以下に注意しましょう。
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ゆうじ
「私は良いですが、上司が反対しています」といって、その場にいない人を悪い警官役にする手法があります。
相手が2人組でなくても、気をつけましょう。
グッドコップとバッドコップのまとめ

グッドコップとバッドコップは交渉でよく用いられる手法です。
相手に使われることもあるので、気をつけたいですね。
登場人物が複数人出てくる場合は、それぞれの意図を理解しておきましょう。
ポイント
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