あなたが商品を購入するとき、何に価値をおきますか?どんな要素が購入の決め手になるのでしょうか。
消費の外部性を知れば、人がモノを買うときの感情や判断の基準が理解できるようになります。
本記事では、消費活動に影響を与えている「消費の外部性」について解説します。
こんな方へ
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それでは見ていきましょう。
消費の外部性とは
消費者が商品そのものの価値ではなく、商品にまつわる周辺価値に影響を受けることを、消費の外部性といいます。
例
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人は合理的な理由だけではなく、非合理的な理由で商品を購入することが大いにあります。
マーケティングにおいて大事な3つのポイント
消費の外部性を活用することです。
具体的には、消費の外部性を構成する3つの心理テクニックを活用します。
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この3つの心理テクニックは1950年、経済学者のライベンシュタインが論文で提示しました。
それぞれみていきましょう。
外部性1:スノッブ効果
スノッブ効果とは、商品を持っている人が少ないほど満足度がアップする心理効果です。
ポイント
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⇒スノッブ効果|マーケティングで使える売上倍増の心理学【事例つき】
外部性2:バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、商品を持っている人が多いほど満足度がアップする心理効果です。
ポイント
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⇒【バンドワゴン効果】8つの事例でよくわかる!心理学用語辞典
外部性3:ヴェブレン効果
ヴェブレン効果とは、商品の価格が高いほど満足度がアップする心理効果です。
ポイント
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⇒ヴェブレン効果(有閑階級の理論)とは?マーケティングで欠かせない心理学
3つの心理テクで消費の外部性の効果を高める
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この3つのポイントを意識して、マーケティングをすると、商品以外の価値を高めることができます。
その結果、消費者の購買意欲が高まります。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
商品のそのものの価値とは関係ない理由で、消費者は商品を購入します。
商品の周辺価値を理解したうえで、マーケティングや消費活動を楽しんでいきましょう。
ポイント
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