- 葛藤の意味が分からない…
- 葛藤の種類について知りたい。
- 心理学的に見ると、葛藤ってなに?
ゆうじ
こんにちは。心理学研究家のゆうじです。
葛藤の意味や種類について、心理学的にわかりやすく解説します。
記事を読むメリット
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それでは見ていきましょう。
葛藤(コンフリクト)とは?
葛藤(コンフリクト)とは複数の欲求のあいだで、思い悩む心理現象です。
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人間には欲求があります。
欲求が複数あれば、判断や選択を悩んでしまいますよね。
語源
「葛」と「藤」という植物が語源です。
枝がもつれて、絡むことからきています。
ゆうじ
「葛」はカズラと読みます。つる草のことですね。
葛藤の種類
葛藤には3種類あります。心理学者のクルト・レヴィンが提唱しました。
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事例と合わせて解説します。
※就活を例にしますね。
葛藤(1)接近-接近型
複数の魅力的なモノのうち、どれか1つを選ばなくてはならない状態。
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事例
A社とB社どちらも給料が高くて、迷うなぁ…
葛藤(2)回避-回避型
複数の回避したいモノのうち、どれか1つを選ばなくてはならない状態。
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事例
就活したくないけど、内定取れないのも嫌だなぁ…
葛藤(3)接近-回避型
魅力的なモノと、回避したいモノが同時にある状態。
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事例
仕事はしたいけど、上司にペコペコするのは嫌だなぁ…
葛藤のもう1つの種類
レヴィンの分類のほかに、もう1つの型があります。
葛藤(4)二重接近-回避型
接近-回避の葛藤が、二重になった型です。
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事例
A社は給料高いけど、残業多め。B社は残業少なめだけど、給料低いんだよなぁ…
葛藤の意味や種類のまとめ

いかがでしたでしょうか。
日常のあらゆる場面で、葛藤は起こります。
葛藤から抜け出せず消耗する前に、種類ぐらいは覚えておくと、役立つかもしれません。
ポイント
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