【バンドワゴン効果】8つの具体例でよくわかる!心理学用語辞典 | おもしろ心理学

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【バンドワゴン効果】8つの具体例でよくわかる!心理学用語辞典

2019/05/21
 
バンドワゴン効果とは?
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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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ゆうじ
やっほー!
今回はバンドワゴン効果について説明していきますね!!日常であるあるな心理学をぜひ学んでみてくださいね!

この記事を読めば、以下のことが分かるよ。

  • バンドワゴン効果とは
  • バンドワゴン効果の原因
  • バンドワゴン効果の具体例
  • バンドワゴン効果の対義語
  • まとめ

それぞれ見ていこう。

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果とは、多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果のことだよ。

すごく簡単にいうと、人気のあるものは、ますます人気が出るという意味。

ちなみに英語ではbandwagon-effectと書くよ

バンドワゴン効果の語源

バンドワゴン効果の提唱者はアメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタイン。

その名の通り、バンドワゴンにちなんで創られた用語ではあるけど、そもそもバンドワゴンってなに?と思ったあなたへ。

まずは「バンドワゴン」について説明するね。

バンドワゴンというのは、欧米のパレードやマーチングの行列先頭に居る「楽隊車」のことだよ。

楽隊車っていうのはこんなやつ↓

引用元:https://intelligentcollector.com/barnum-bailey-bandwagon/

 

「バンドワゴンに乗る」とは時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗るという意味でもあるよ。

心理学に限らず、政治学や経済学、社会学でも使われる言葉。

それじゃあ次に、なぜこの原理が成り立つのかについて見てみよう。

 

バンドワゴン効果が起こる原因・実験例

バンドワゴン効果が起こる原因・実験例

バンドワゴン効果はどんな要因があって起こるのか。

裏付けられた実験例も併せて説明していきますね。

バンドワゴン効果の原因

バンドワゴン効果が起こる原因は「安心感の獲得」のためです。

これはどういうことかというと、人間は無意識にみんなと同じ=安心安全と思いやすい傾向があるんだ。

事例

  • 「みんなと同じがいい」
  • 「みんながやっているならやりたい」
  • 「みんなが買っているものなら買いたい」

だからついつい多くの人がみんなと同じを選択しやすい。

つまり、安心したい⇒みんなと同じがいい⇒人気があるものがさらに人気になる。

具体例については後述するから読み進めてみてね。

このように人はとにかく安心したいんだ。

だから大多数の意見に依存しやすい。集団ともうまく付き合っていかないといけない!と思い込みやすい。

 

バンドワゴン効果にみられる日本人の特徴

特に日本には集団から外れると、生きにくいという文化が根強くあったんだ。

だから日本人は、バンドワゴン効果の影響を受けやすい。

それは日本が島国で大陸国に比べて閉鎖的な環境に身を置いていることが関係している。他にも様々な要因があるけどね。

「みんなと同じ」じゃないと他の人から村八分にあったり、後ろ指を指されたりするから、無意識的に「みんなと同じ」であることを選択したい。それが生存していく上で安心な選択と感じてしまうんだね。

 

バンドワゴン効果を裏付ける実験

バンドワゴン効果の実験として知られているのは、心理学者ソロモン・アッシュさんが行った同調実験。

アッシュさんの実験では、複数人の人が実験室に集められたんだ。

だけど、実際には被験者はその中のたった1人だけで、他の人たちは皆「サクラ」。

実験の内容

提示されたカードに描かれた線の長さと同じものを、別のカードの中から選ぶというもの。

この実験から、明らかに線の長さが「違うやん!!!」と分かるものでも、周囲の人(サクラ)が「線の長さ同じやん!!!」と答えると

それと同様の答えをしてしまうことが見られたんだ。

たしかに、プライベートで映画を観に行ったとして「この映画面白くないなあ」と思っても、一緒に観に行った人や他の観客が「面白かったね!」と話していたら、「面白くなかった」とは言いにくいよね。

むしろ自分の感覚がおかしいのかな?と思ってしまうこともある。

こんなふうに、自分の納得がいかない状況にあったとしても、周囲の人たちの言動によって、あなたは大きく影響を受けることが分かるね。

バンドワゴン効果の具体例

バンドワゴン効果の具体例

バンドワゴン効果は、よくマーケティングやブランディングなんかにも使われる心理学でもあるよ。

ここではバンドワゴン効果の具体的な事例を見てみよう!

行列店にみられるバンドワゴン効果

街を歩いていると、お店に人が並んでいることってありますよね。

あれ、めちゃくちゃ気になりませんか?

実は人がつくる行列には、より人を引き寄せる効果があります。

例えば、僕は学生時代から路上で字書きをしていたのですが、人が集まると、一気に人がドバーっと集まることを何度も経験しました。

人はお店や商品など、その対象そのものではなく、「自分以外の誰かもその対象を良いと思っているのか」で、対象を判断します。分かりづらいかな笑

ゆうじ
例えば、「お金」で説明すると分かりやすい。

お金はお金そのものに価値があるのではなく、お金を価値だと思っている人がたくさんいるからお金には価値があるということになっている。

人気商品にみられるバンドワゴン効果

人間は「多くの人が利用しているものは、きっと良いものなのだろう」という心理を持っています。

例えば、欲しい家電があったら、レビューやクチコミをネットで調べませんか?

そこで人気があってみんな使っている家電だと判断したら、ついつい買ってしまうんですよね。

これは家電用品に限らず、読んでみたい本や、行ってみたい飲食店、観たい映画など、日常生活を送る上であらゆる場面に関わることですよね。

つまり、実際には良いものが売れているのではなく、良いと認識されているものが売れています。

FXや株取引におけるバンドワゴン効果

デイトレードをすると、相場が高騰したり、急降下したり、怖くて見てられない!という方もいるのではないでしょうか。

FXや株などの金融取引は上記の画像のようなチャートと呼ばれる指標が値動きと連動して動きます。

特にFX初心者になると、買うタイミングと売るタイミングが分からず、損失を出してしまうことがよくあります。

実はここにもバンドワゴン効果が働いていて、人気が出た後に買い、結局人気が落ちた後に売ってしまうという結果になってしまうのです。

だからこそ、周りの言葉や群集心理に惑わされず、先読みをした上で対処していくことが、金融取引では求められるんですね。

ちなみに最近の事例で言うと、ビットコインやイーサリアムなど、暗号通貨(仮想通貨)もバンドワゴン効果の影響を受けやすいですね。

バンドワゴン効果によって普及したスマートフォン

当時、ガラケーが当たり前で、スマートフォンは受け入れられない風土が日本にはありました。

だけど、それから爆発的にヒットして、アップルストアには長蛇の列が並びます。

見たことある人は分かると思いますが、発売前からずーっと並んでてすごいですよね。

そして今では、ガラケーを持っている方が珍しい!!と言われるまでに、スマートフォンは一気に普及しました。

特に日本人は周囲の影響を受けやすく、他人の目を気にする傾向が強い為、バンドワゴン効果の影響を受けやすい。

現段階では日本は世界で一番iPhoneが普及している国になっています。

本場の米国をも上回るなんて・・・圧倒的な影響力ですね!!

選挙にもバンドワゴン効果の影響あり

例えば、ある選挙で、候補者Aと候補者Bがいるとしますよね。

そこであなたはなんとなく候補者Aさんに投票しようとします。

しかし、あなたは後で候補者Bの方が人気だと知ったらどうしますか?

実は、このような状況の時に「それだけ人気が集まるなら、候補者Bさんの方が優秀だろう」

と考えて、候補者Bに投票してしまう方がいます。

このように、選挙はバンドワゴン効果の影響を受ける有名な事例の一つです。

実際に、マスメディアで優勢とされた候補者には、投票が集まることが分かっていますね。

そのため、マスメディアの偏向報道には注意が払われています。

それほどバンドワゴン効果は選挙に影響を与えます。

SNSとバンドワゴン効果は密接な関係があった

今の流行でいうと、TwitterやInstagramなどが挙げられますよね。

SNS上で言えることは、フォロワー数が多い人にはさらにフォロワーが増えるということです。

多くの支持を得ていることが、より人気を増加させる起爆剤になっているわけです。

そのため、良く知らないアカウントであったとしても、他のフォロワー数の低いアカウントに比べて、フォローするハードルが低くなります。

SNSがなぜあれだけ拡散力があるのかは、バンドワゴン効果が関係しているからです。

恋愛におけるバンドワゴン効果

恋愛は少しラフに説明します。

モテる人はとことんモテるけど、モテない人はとことんモテない。笑

なんという現実。。。

と思っているあなたに朗報!!!

恋愛にもバンドワゴン効果が働いています。

モテない人はモテないアピールをしているから、モテないということがわかっています。

つまり、自分を卑下したり、落ち込んだりするのは、どんどんモテない道へ行くことになります。

謙虚になることは悪い事ではないですが、なりすぎるのもよくありません。

かといって「俺、モテるぜ!!!」なんていうと、ドン引きされるので注意が必要です。笑

医療にまつわるバンドワゴン効果

例えば「〇〇の薬は効くよ」「〇〇の予防接種は受けた方がいいよ」「あそこの病院はおススメだよ」などなど、医療にまつわることも、他人の影響をものすごく受けています。

ゆえに、情報の取捨選択ができず、誤った判断をしてしまうこともありがちですよね。

特に医療や健康については、あなたの命に関わることでもあるので、バンドワゴン効果の影響を考えて慎重に判断していきたいものです。

かといってあんまり意識しすぎると、悩みすぎて不健康になってしまうので、ほどほどにしましょう。

バンドワゴン効果の対義語

バンドワゴン効果の対義語

バンドワゴン効果には実は対義語があるよ。

それは「アンダードッグ効果」と呼ばれるもの。

詳しくはまた記事にするけど、ここでは簡単に意味を説明しておくね。

アンダードッグ効果とは?バンドワゴン効果と真逆の心理学

アンダードッグ効果とは不利な状況にあるものを助けたくなる心理現象だよ。

負け犬効果とも呼ばれるんだ。

バンドワゴン効果とは逆の意味なので、セットで覚えやすいね!

他にも関連する心理的現象として、スノッブ効果ヴェブレン効果などもあるよ!これもおいおい記事にしていくね。

ゆうじ
ちなみに先ほど紹介したアメリカの経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインさんはね、「消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、およびヴェブレン効果」(1950)っていう論文を書いているんだ。

この3つの心理的効果は、その論文の中で言及している消費の外部性に関する効果なんだって。 

 

バンドワゴン効果のまとめ

バンドワゴン効果のまとめ

いかがでしたでしょうか。

バンドワゴン効果は、あなたの日々の何気ない選択や人生を変えるほどの選択にまで、多大な影響を与えていることを実感してもらえたのではないでしょうか。

良くも悪くもバンドワゴン効果に振り回されすぎず、自分で意思決定をしていける人生にしましょう!

ポイント

・バンドワゴン効果とは多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。

・人気者はますます人気になる。

・あなたの無意識は「みんなと同じでいること」で安心したい。

 

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「おもしろ心理学」を執筆中。仕事や人間関係をきっかけに心理学に興味を持ち、独自に学び始める。その知恵と経験を活かして恋愛、仕事、家族、目標達成など様々な分野の情報発信をおこなう。 1991年10月15日福岡県福岡市生まれ。 好きな食べ物はハヤシライス。
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