今回は行動力の原理について。マズローの欲求5段階説を用いて解説していきます!
この記事を読めば、以下のことが分かるよ。
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それぞれ見ていこう。
行動力と危機感は比例関係にある

危機感が強まれば強まるほど行動力は高まります。
よく火事場の馬鹿力なんて言われるけど、あれは理にかなった現象なんです。
人間は自分が危機的な状況になればなるほど、行動力を発揮します。
それじゃあなぜこの原理が成り立つのか見てみよう。
なぜ危機感が強まると行動力が高まるのか?

危機感が高まると、行動力が高まる理由は1つ。
人は自分の存在が脅かされると、自己防衛が働くからです。
自分を守ろうとする自己防衛の性質が行動力を高めてくれます。
危機感⇒自己防衛⇒自分を守ろうとする⇒守る為に必死になる⇒自然と行動する。
具体例はこの後紹介しますが、このような仕組みが人間にはあります。
それじゃあ次はマズローの欲求5段階説を例に詳しく見てみましょう。
マズローの欲求5段階説とは‽簡単に説明します

引用元:https://www.motivation-up.com
上のイラストがマズローの欲求5段階説です。
例えば
生理的欲求⇒空腹が無理な人
安全欲求⇒家がないとダメな人
社会的欲求⇒ともだちがいないとダメな人
尊厳欲求⇒認められないとダメな人
自己実現欲求⇒夢や目標を叶えないとダメな人
こんな感じで人の欲求には段階がありますよというのがマズローさんの主張です。
実はマズローの5段階欲求にはさらにもう1つ上の段階があるんだけど、それはまた今度記事にしますね。
じゃあ簡単に例を見ていきましょう!
食事

1.食べたいなあと思う人と、食べないと死んでしまう人
どちらが先に「食事をとる」という行動を起こすでしょう?
あなたの答えを教えてください。
住まい

2.家がほしい人と、家がないと生きていけない人
どちらが先に家に住むでしょう?
あなたの答えを教えてください。
ともだち

3.ともだちがほしい人と、ともだちがいないと生きていけない人
どちらが先にともだちをつくるでしょう?
あなたの答えを教えてください。
承認

4.認められたい人と、認められないと存在できない人
どちらが先に人から認められるようになるでしょう?
あなたの答えを教えてください。
自己実現

5.夢や目標を叶えたい人と、叶えないなんてマジ無理!と思っている人
どちらが先に夢や目標を叶えるでしょう?
あなたの答えを教えてください。
これら5つの例はかなり極端に表現しましたが、人は何かに向かっていく力より、何かから逃げる力の方が圧倒的に強力なのです。
それぞれ解説すると
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※あくまでも「危機感・不快感」という視点からアプローチしている為、偏った見方に感じる方もいらっしゃるかと思います。そんな方は適当にスルーしてください。
つまり、人間は「快」を手に入れることより、「不快」を避けることの方が優先順位が高いのです。
危機感があなたをとんでもないところに連れて行ってくれる
一般的には「危機感は悪いもの」として認識されています。
しかし、この危機感をうまく利用すれば、むしろあなたの原動力となり行動を始めたり、持続させたりすることが簡単にできるようになります。
なぜならば、人は何かを手に入れた時に感じる「快」の感情よりも、何かを手に入れられなかった時に感じる「不快」の感情の方が、圧倒的にパワーが強いからです。
例えば、100万円欲しい!という気持ちより、100万円失いたくない!という気持ちの方が強いのです。
今、なかなか現状が変化しなかったり、悶々とした日々を送っている人は、「快」の気持ちではなく「不快」の気持ちに目を向けることをむしろおススメします。
どうなりたいのか?ではなく、どうなりたくないのか?
この危機感を意識した思考は、時に人を劇的に変化させます。
人は安心したいし、安定したいので、変化を恐れます。
だからこそ、変化したい人は、冷静に自分の現状を見て、やばい!やばい!やばい!と焦ってみましょう。
きっと今自分がいる状況が気持ち悪くなり、早く抜け出したい!と思うようになります。
そうなってしまえば、あとの変化は簡単です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
危機感は実は敵ではなく、味方ということです。
あなたも危機感を利用して、変化のきっかけに利用していきましょう!
ポイント ・危機感が強まれば強まるほど行動力が高まる。 ・不快な気持ちは悪いものではない。 ・今すぐ変化したい人はあえて危機感を煽ってみる。 |
危機感を変化のきっかけに。